概要
上諏訪温泉 しんゆは、諏訪の中心部で諏訪湖のほとりに佇む宿。湖の眺め、個室での食事、天然温泉を一度に楽しめます。客室やお風呂の一部からは湖越しに周囲の山々を望み、湖畔の遊歩道もすぐ目の前です。
館内は和の意匠とアール・デコが美しく調和しています。色鮮やかなタイル、鉄枠の窓、シルクアート、やわらかな照明、装飾の細部には、諏訪の文化的な歴史や近隣の片倉館から着想を得た趣が息づいています。
滞在中は客室から湖を眺めたり、しんゆ自家源泉の湯に浸かったり、無料のガイド付きバスで諏訪大社四社巡りを楽しんだりできます。高島城、地元の酒蔵、美術館、遊覧船、湖畔の散策路なども気軽に訪れられる距離にあります。
客室
客室は、ベッドを備えたレイクビューのお部屋、布団で休む和室、和洋室、シンプルな街側のお部屋、そして露天風呂付きスイートまで多彩に揃います。すべて禁煙で、和の設えにアール・デコ調の意匠を取り入れています。
「美湖の雫」は、諏訪湖を望む専用露天風呂付き客室8室からなる特別なお部屋です。5階から7階に位置し、湯に浸かりながら湖と周囲の山並みを眺められます。
最上階スイートは80㎡で、館内でもっとも高い眺望を楽しめます。6階のスイートは75㎡、5階のセミスイートは55㎡です。いずれのお部屋もベッドを備え、段差の少ない設計を取り入れています。一部のスイートでは、事前予約により電動ベッドの手配も可能です。
「山神」は、2024年3月にリニューアルした45.95㎡の和洋室です。10畳の和空間と開放的な寝室を組み合わせ、ひとつの窓からは街並みを、もうひとつの窓からは諏訪湖を一部望めます。
5階の「光神」は、湖に面した10畳の和空間にベッドを配したお部屋です。高層階ならではの位置から、天候の良い日には諏訪湖の向こうに日本アルプスまで見渡せます。
低層階の「光神」は、布団で休む伝統的な12畳の和室です。手前に木々が広がり、その先に諏訪湖を望む落ち着いた景観が楽しめます。
「佳景」は街側に面した8畳の和室、「安寧」は眺望のない10畳の和室です。いずれも室内での快適さを重視しており、湖の景色にこだわらない方に実用的な選択肢です。
「集いの間」は、眺望のない32畳の広々とした客室です。開放的な間取りで、ご家族やご友人とひとつの和の空間をゆったり共有したいときに適しています。
客室には、無料Wi-Fi、空調、テレビ、冷蔵庫、ケトル、お茶、タオル、浴衣、アメニティ、スリッパ、寝心地のよい館内着をご用意しています。枕は硬め・やわらかめからお選びいただけます。
お食事
夕食では、しんゆ創作和会席「美湖膳」をご用意。信州の食材と調理文化をもとに、発酵食材、旬の野菜、きのこ、地元の恵み、魚介や肉を取り入れ、奥行きのある味わいと調和のとれた一皿に仕上げています。
献立は四季だけでなく、日本の二十四節気に沿って構成されています。早春から盛夏、晩秋、厳冬へと移ろう風景に合わせて、食材や盛り付け、調理法もより細やかに変化します。
夕食は一般的に、季節の小鉢、お造り、お椀、焼き物または煮物、主菜、ご飯、香の物、甘味の順で提供されます。内容は食材の状態や仕入れ状況により変わります。
2泊目の夕食は、「山峡遊膳」に変わる場合があります。和と洋を融合したコースで、千曲川の水で育った信州サーモン、厳選した国産牛、長野の旬食材などを味わえます。
朝食は、九谷焼の小皿でいただく和朝食です。発酵食品、味噌、野菜、ご飯、丁寧に仕立てたおかずが、朝にやさしく寄り添います。
朝食ではお漬物ビュッフェも楽しめます。御岳山麓の御岳かぶや戸隠大根など、伝統的な信州野菜を使った無添加の漬物が揃います。
夕食・朝食ともに、レストラン美湖の個室でご用意します。椅子・テーブル席またはお座敷席となり、利用するお部屋により異なります。広めの食事処は車椅子でも利用可能です。
食事内容の変更は、卵・乳・えび・かに・落花生・そばに限り対応可能です。ご希望は到着の1週間前までにお申し出ください。醤油や味噌など重要な調味料に小麦が含まれるため、小麦の除去対応はできません。ベジタリアン、ヴィーガン、ハラール対応のメニューはなく、アレルゲンの完全除去も保証できません。
温泉・癒し
しんゆの湯は、自家源泉「美翠源泉」から引いています。源泉は約60℃で、1日およそ50トン湧出。淡い翡翠色とやわらかな肌あたりが、この宿ならではの湯浴みを演出します。
泉質は弱アルカリ性の単純温泉です。ミネラル分が比較的少なく、肌にやさしいなめらかな湯ざわりが特徴です。一般的な適応症として、筋肉や関節の痛み、神経痛、冷え性、疲労、病後回復などが挙げられます。
大浴場は2022年にリニューアルされました。総タイル張りの空間に鉄枠の窓やアール・デコの意匠を取り入れ、諏訪の歴史的建築である片倉館に着想を得ています。主浴槽からは諏訪湖を望み、移ろう景色と光が湯浴みの一部になります。
浴室の床には畳を使用しています。足元にやわらかなぬくもりがあり、滑りにくく、クッション性も備えています。手すりもあり、より安心して入浴できます。なお、男性大浴場までの動線には階段があります。
女性大浴場には、アンティークタイルで彩られたプラナカン風のエアバスもあります。花柄の色鮮やかなタイルは、大正から昭和期に日本で作られ東南アジアへ輸出された後、日本に戻ってきたものです。女性エリアにはReFaのシャワーヘッドとヘアドライヤーも備えています。
共用入浴施設にはサウナもあります。湯上がりには、冷えたマルメロジュースでさっぱりとお過ごしください。
大浴場では、循環・ろ過・適切な塩素消毒を行っています。湯の入れ替えや浴槽の定期清掃・消毒も実施しています。通常の利用時間は15:00〜1:00、4:00〜9:30です。
3つの半露天貸切風呂では、共用浴場に入らずに美翠源泉を楽しめます。各浴室には洗い場があり、源泉の湯を使用しています。湖の眺望よりも、湯そのものとプライベートな雰囲気を大切にした造りで、利用時間は1回約40分です。
貸切風呂のひとつには、昇降式の床と専用の入浴用車椅子を備えています。床がゆっくり湯の中へ下がるため、車椅子から移乗せずに入浴できます。利用には事前の手配が必要です。
湖を望むプライベート入浴を希望するなら、「美湖の雫」がおすすめです。露天風呂から諏訪湖を一望でき、滞在中いつでも利用できます。
タトゥーのあるお客様へ
タトゥーのある方は、大浴場、サウナ、共用の脱衣所をご利用いただけません。
代わりに、3つの半露天貸切風呂をご利用いただけます。到着後、フロントにて空き時間をご確認ください。また、「美湖の雫」を選べば、諏訪湖を望む専用露天風呂をお楽しみいただけます。
館内施設
「月下の櫻ラウンジ」では、7色に移り変わる光に照らされた桜のアートが印象的です。日中はコーヒーやフレーバーティーを片手に、作品とやわらかな灯りに包まれてくつろげます。
夜には「月下の櫻ラウンジ&バー」となり、カウンターにはジャパニーズウイスキーが並びます。夕食後や湯上がりの一杯に心地よい空間です。
レストラン美湖では、朝食・夕食ともに個室でご案内します。館内の廊下には繭を薄く重ねたシルクアートが飾られ、諏訪と日本の製糸業とのつながりを感じさせます。
売店では、地元の特産品や飲み物、旅に便利な品を取り揃えています。館内には自動販売機もあります。
館内全域で無料Wi-Fiを利用できます。滞在中は足つぼマッサージの手配、レンタサイクル、EV充電設備の利用も可能です。全室禁煙で、喫煙は2階の指定喫煙所のみとなります。
アクティビティ
無料周遊バス「しんゆ号」で、諏訪大社四社巡りへ。上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮をめぐり、それぞれの神社を参拝しながら諏訪の信仰の歴史に触れられます。
ガイド付き周遊コースは約3時間20分で、通常は1日2便、9:20発と13:20発です。利用には3日前までの予約が必要です。大きな祭事や花火大会、年末年始、交通規制のある日などは運休となる場合があります。
少し歩けば、諏訪湖の遊覧船乗り場に到着します。クルーズでは、霧ヶ峰、八ヶ岳、日本アルプス、そして晴れた日には富士山まで見渡せます。
湖畔の足湯も近くにあります。水辺を眺めながら足を温められ、スロープがあるため車椅子でも利用しやすくなっています。隣接する裸足の歩行コースでは、足裏を刺激するさまざまな素材を楽しめます。
諏訪湖間欠泉センター、北澤美術館、湖畔の公園も徒歩圏内です。美術館では、エミール・ガレやドーム兄弟をはじめとする作家のガラス作品を鑑賞できます。
上諏訪駅近くには、諏訪五蔵が集まっています。舞姫、麗人、本金、横笛、真澄をめぐりながら、地元の水や冷涼な気候、醸造文化が酒造りにどう生きているかを知ることができます。
高島城では庭園や季節の花々、復元された天守からの眺めを楽しめます。立石公園は市街地を見下ろす高台にあり、諏訪湖を一望する景色はとくに夕暮れ時が美しいことで知られています。
少し足を延ばすなら、ビーナスラインを通って霧ヶ峰、車山、白樺湖、蓼科高原方面へ。夏には諏訪湖で花火が開催される日もあり、湖側の客室によってはお部屋から鑑賞できることもあります。
その他のご案内
チェックインは15:00から、チェックアウトは10:00までです。荷物はチェックイン前・チェックアウト後ともにフロントでお預かりします。
9:00〜17:00の間、上諏訪駅諏訪湖口と旅館を結ぶ無料送迎があります。駅到着後、旅館へご連絡ください。
車でお越しの場合は無料駐車場を利用できます。EV充電設備もあります。館内全域で無料Wi-Fiを利用可能です。全室禁煙で、2階に指定喫煙所があります。



















